NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶは、「今田美桜」さんが演じます。「あんぱん」のあらすじは、以下の通りです。
漫画家「やなせたかし」さんと妻「暢（のぶ）」さんをモデルにしたオリジナル作品。昭和初期、高知で明るく奔放な少女・朝田のぶと、父を亡くした少年・柳井嵩が出会う。
戦後、嵩と再会したのぶは夢を追い東京へ。彼女を追いかけた嵩と共に、六畳一間の貧しい生活を楽しみながら二人は結婚。どんな困難も笑いに変えた彼らの未来には、『アンパンマン』が誕生する希望の物語が続く。
朝ドラ「あんぱん」嵩は【第6週】からは、「東京高等芸術学校」の図案科に入学し、東京編がスタートします。
そして戦後、【第17週】からのぶと嵩は上京、2人で生活を始めます。【東京編】に登場するロケ場所を紹介していきます。
また、のぶと嵩が幼少期を過ごす【高知編】のロケ場所、のぶが教師を目指して進学する「高知県高智女子師範学校」などは、以下の記事にまとめています。
嵩が進学した東京高等芸術学校のロケ地は「東京農工大学」農学部本館
嵩が受験・進学した「東京高等芸術学校」の外観のロケ地となったのは、東京都府中市にある「東京農工大学」府中キャンパスの農学部本館です。
「東京農工大学」府中キャンパスの農学部本館は昭和9年（1934年）竣工の近代建築で、登録有形文化財。戦前の雰囲気を残す歴史的建物です。
アクセス：東京都府中市晴見町3-8-1
外部サイト：「東京農工大学」公式
また、嵩が進学する「東京高等芸術学校」の実在モデルについては、以下の記事で紹介しています。
銀座の町並み、パン屋「美村屋」のロケ地は茨城「ワープステーション江戸」
銀座のパン屋「美村屋」や、東京・銀座の町並みのシーンは茨城県つくばみらい市にある「ワープステーション江戸」で撮影されています。
【高知編】の御免与町の町並み（商店街）も「ワープステーション江戸」です。NHK東京放送局の朝ドラではよく利用されるロケ場所で、「らんまん」「虎に翼」でも利用されています。
募集予告‼️
9月23日(土)、24日(日)
茨城県 つくばみらい市
『ワープステーション江戸』撮影ロケ秋のワープステーション‼️
彼岸花撮影も楽しめます‼️詳細はこちら⬇️https://t.co/dpGG8ri3AQ
お申し込みは、4月8日(土)開始‼️#ワープステーション江戸#麗yers pic.twitter.com/QFGyxAcBJj
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「ワープステーション江戸」はNHKエンタープライズが運営する時代劇から明治・大正までの時代劇用のオープンセットです。現在は一般公開されていません。
住所：〒300-2306 茨城県つくばみらい市南太田1176
外部サイト：「ワープステーション江戸」公式サイト
劇中に登場する銀座のパン屋「美村屋」の実在モデルについては、以下の記事で詳細をまとめています。
嵩が就職「三星百貨店」入口のロケ地は「東京工業大学」
嵩が戦後に高知新報を退社し、のぶを追って上京、就職した「三星百貨店」の外観ロケ地となったのは、東京都目黒区にある「東京工業大学 大岡山キャンパス 西1号館」です。
※東京工業大学は、2024年10月に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学に改称されました。
「三星百貨店」の建物の全体外観はCG合成とみられますが、入口のシーンのみ「東京工業大学」が使用されています。この場所は高知編で登場した「高知新報」と同じロケ地です。
昭和初期に建設された鉄筋コンクリート造の講義棟で、シンメトリーな外観と高い天井が特徴です。創建当時の姿を今も残し、東京都選定歴史的建造物にも指定されている由緒ある建物です。
三星百貨店が本館で、高知新報が西1号館。嵩の勤務先は高知でも東京でも、東京科学大学大岡山キャンパス(；・∀・) pic.twitter.com/da2dZWXMw0
— Masakazu Sekijima (@m_sekijima) July 29, 2025
住所：東京都目黒区大岡山2丁目12-1
嵩が上京後に就職する「三星百貨店」モデルは三越デパートです。嵩のモデル「やなせたかし」さんが三越・宣伝部で働いた史実は、以下の記事で詳細をまとめています。
別居中の”のぶ”が山登り、ロケ地は西伊豆「丹野平（たんのだいら）」
【第105話】のぶと嵩のすれ違いが描かれる一方で、のぶは登美子（松嶋菜々子）から、嵩の名前の由来が「中国の嵩山（すうざん）」という話を聞き、ひとり山へ登る印象的なシーンが描かれました。
のぶは山の頂上で「手のひらを太陽に」を歌い、そして「嵩のボケー！！！」と叫びます。
この山登りのロケ地は、静岡県賀茂郡西伊豆町にある標高712mの「丹野平（たんのだいら）」です。
また、登美子から語られる嵩の名前の由来「中国・嵩山（すうざん）」は、モデルである「やなせたかし（柳瀬嵩）」さんの実際の命名エピソードと同じです。詳細は以下の記事をご覧ください。
嵩の大森の下宿、のぶと暮らす中目黒のアパート、カフェなどはスタジオセット
嵩が「東京高等芸術学校」へ進学し、上京後に暮らす東京・大森の下宿は、スタジオ内のセットで撮影されています。嵩の恩師・座間晴斗が生徒たちを連れて行く銀座のカフェなどもセットです。
また、戦後にのぶが上京して暮らすガード下の家、嵩が上京してから2人で暮らす中目黒のアパートもスタジオセットです。
基本的に外でのロケ以外の撮影は、NHK東京放送局内のスタジオセットでのドラマ収録になります。
まとめ
NHK朝ドラ「あんぱん」【東京編】のロケ場所について紹介しました。
他にも「あんぱん」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
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