NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶは、「今田美桜」さんが演じます。「あんぱん」のあらすじは、以下の通りです。
漫画家「やなせたかし」さんと妻「暢(のぶ)」さんをモデルにしたオリジナル作品。昭和初期、高知で明るく奔放な少女・朝田のぶと、父を亡くした少年・柳井嵩が出会う。
戦後、嵩と再会したのぶは夢を追い東京へ。彼女を追いかけた嵩と共に、六畳一間の貧しい生活を楽しみながら二人は結婚。どんな困難も笑いに変えた彼らの未来には、『アンパンマン』が誕生する希望の物語が続く。
「あんぱん」【第105話】のぶと嵩のすれ違いが描かれる一方で、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の秘密が明かされます。
このドラマの設定は、実在モデルの「やなせたかし(柳瀬嵩)」さんの名前の由来と同じです。
「あんぱん第105話」登美子が語る、嵩の“名前の由来”とは?

のぶと嵩の別居生活が続く中、のぶは姑・登美子(松嶋菜々子)から、「嵩」という名前の由来を聞かされます。
「嵩という名前は、あの子の父親が中国の嵩山(すうざん)という山から名付けたんです」
朝ドラ「あんぱん」では、嵩の実父・清はすでに亡くなっていて、回想シーンのみ登場します。清を演じるのは「二宮和也」さんです。詳細は以下の記事でまとめています。

また、第105話で”のぶ”が山に登ったロケ地の詳細については、以下の記事をご覧ください。

やなせたかしの「嵩」の名前の由来は実在の中国・嵩山から

朝ドラ「あんぱん」で登美子から語られる嵩の名前の由来「中国・嵩山(すうざん)」は、モデルである「やなせたかし(柳瀬嵩)」さんの実際の命名エピソードと同じです。
「やなせたかし」さんの実父・柳瀬清さんは、学生時代を中国・上海の学校で過ごし、その後は日本郵船や朝日新聞の特派員として中国で生活しています。
中国にゆかりのある柳瀬清さんは、最初の子供に中国の嵩山から「嵩(たかし)」と命名しています。
かの国の自然と人を愛した父は、最初の子どもの名前を、中国の五代名山のひとつで山岳信仰で知られる嵩山からとって「嵩」とした。
出典:梯 久美子著『やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく』P81
ちなみに中国の嵩山は河南省にある五岳のひとつで、古来より修行の聖地として知られる山、少林寺の所在地でもあります。
また、「やなせたかし」さんの実弟・千尋の名前は、「嵩」が“山”に由来しているのに対し、「千尋」は“海”(千尋の海=非常に深い海)から取られたとされています。
まとめ

朝ドラ「あんぱん」嵩の名前の由来が中国・嵩山(すうざん)という設定は、実在モデル「やなせたかし(柳瀬嵩)」さんと同じです。
他にも、「あんぱん」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。


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