NHK連続テレビ小説「オードリー」は、2000年10月2日にスタートして2001年3月31日まで全149回放送された朝ドラです。
朝ドラ63作目となる「オードリー」のヒロイン・佐々木美月役は「岡本綾」さんが演じています。「オードリー」の脚本を手掛けたのは「大石静」さんです。
「オードリー」のあらすじは以下の通りです。
日本映画の聖地・京都の「太秦」を舞台に、産みの親と育ての親、2人の母に育てられたヒロイン・佐々木美月。
アメリカ帰りの父からは“オードリー”と呼ばれた美月は、映画に興味を持ち、両親の反対を押し切って大部屋女優に。 その後、さまざまな挫折を経験しながら、ヒロインが映画に人生をささげていく姿を描いた物語。
朝ドラ「オードリー」のヒロイン・佐々木美月の実在モデルはいるのか？そして元ネタ、原作はあるのか？・・・について紹介していきます。
朝ドラ「オードリー」は脚本家・大石静さんのオリジナル作品？
朝ドラ「オードリー」の脚本は、「大石静（おおいし・しずか）」さんが担当しています。プロフィール・略歴は以下の通りです。
＼大河ドラマ「光る君へ」作者・大石静さんに聞く／
「紫式部の凄みは鋭い洞察力」「道長はバランス感覚に優れた政治家」。平安時代に対する世間の認識を改めたい、と意欲満々です👇1月7日にスタートします。 #光る君へ https://t.co/F1FwH4aOMz pic.twitter.com/7vV4iEXSc9— 美術展ナビ (@art_ex_japan) December 31, 2023
| 生年月日 | 1951年9月15日 |
|---|---|
| 出身 | 東京都 |
1991年頃までは女優としても活動、以降は脚本家に専念。主な脚本作品は「私の運命」「ハンドク!!!」「セカンドバージン」など。
NHKでは朝ドラ「ふたりっ子」「オードリー」、大河ドラマ「功名が辻」などを手掛けています。2024年には大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当しています。
そして、NHKの公式サイトでは、朝ドラ「オードリー」は以下のようにクレジットされています。
作：大石静 音楽：溝口肇 語り：岡本綾
出典：NHK公式HP
作は「大石静」さんと表記されています。
また、朝ドラ「オードリー」のヒロイン・佐々木美月は、脚本家の「大石静」さん本人と似ている部分もあります。
上記のような記載とヒロインのモデルから、朝ドラ「オードリー」は脚本家・大石静さんのオリジナルストーリーと推測しています。
ヒロイン佐々木美月（岡本綾)の実在モデルは「大石静」本人か？
前述の通り、朝ドラ「オードリー」のヒロイン・佐々木美月（岡本綾）の実在モデルは、脚本家の「大石静」さん本人に似ている部分があります。
大石静さんは、1974年（昭和49年）大学卒業後は女優を目指し「青年座研究所」に入所。女優として活動するも、1991年（平成3年）に脚本家に専念するため、役者をやめています。
ただし、大石静さんは自分のエッセイでは「オードリーは自伝ではない」と否定しています。
朝ドラ「オードリー」のヒロインは、女優を目指すなど、「大石静」さんの実体験を元にしているものと思います。
また、「オードリー」のタイトルの意味・由来については、以下でまとめています。
「オードリー」のコミック化、ノベライズ小説あり
オリジナルストーリーと推測されるため朝ドラ「オードリー」の原作となった本ありませんが、ノベライズされた小説や、コミック化されたマンガが出版されています。
ノベライズとは大石静さんの朝ドラ「オードリー」の脚本をもとに、小説として本が出版されることです。
20年以上前に出版された本なので、中古で在庫があれば購入可能です。（プレミアム価格の場合もあります）
他にも、朝ドラ「オードリー」のコミック版が「メルカリ」で出品されていることもあります。（※2024/04/02時点の情報）
まとめ
NHK朝ドラ第63作「オードリー」は、脚本家・大石静さんのオリジナルストーリーと推測しています。
また、ヒロイン佐々木美月（岡本綾）は生い立ちが、脚本家・大石静さんと似ている部分があります。
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