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「ブギウギ」スズ子上京、大阪から東京へ電車(汽車)の所要時間は?

「ブギウギ」スズ子上京、大阪から東京へ電車(汽車)の所要時間は?

2023年10月2日放送スタート、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」

ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。

大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。

 

男女混成の「梅丸楽劇団(UGD)」が東京で結成され、スズ子はスカウトされ上京します。

戦前に「大阪」から「東京」へ行くまで、電車で何時間かかるのか?・・・ドラマで電車に揺られるスズ子たちを見ながら疑問に思ったので、当時の電車所要時間を調べました。

 

昭和13年(1938年)4月にスズ子と秋山は上京

「ブギウギ」昭和13年(1938年)4月にスズ子と秋山は上京

1938年(昭和13年)4月、東京の「梅丸楽劇団(UGD)」にスカウトされ、スズ子(趣里)秋山(伊原六花)は上京します。

【第26話】(2023/11/06)、スズ子たちは「大阪駅」から電車に乗って、「東京駅」に着きます。

夜行になると思いますがドラマでは暗い時間に「大阪駅」で乗車、日が出ている頃に「東京駅」に着いています。

次からは戦前の「大阪⇒東京」間の電車事情を紹介していきます。

※厳密に言うと、スズ子たちが乗ったのは電車ではなく「蒸気機関車(SL)」になるかと思いますが、「電車」で統一します。

 

戦前「大阪」から「東京」電車の所要時間は最短8時間

1889年(明治22年)に「新橋」と「神戸」の間で、初めて一本の線路が繋がります。この時の「神戸⇒新橋」の所要時間は「約20時間」でした。

昭和に入り1930年(昭和5年)になると「東京」と「大阪」の間で特急「燕(つばめ)」が運行開始、所要時間は「8時間20分」となります。

当時「燕」は超特急と呼ばれ、1934年(昭和9年)には8時間まで所要時間を短縮します。

 

スズ子たちが上京した1938年(昭和13年)4月、この特急「燕」に乗ったとすると、所要時間は「8時間」になります。

※ただし、ドラマでスズ子が乗ったのは特急「燕」ではなく、この時代に「大阪」と「東京」を走っていた夜行列車と推測します。(暗い時間に「大阪駅」で乗車、日が出ている頃に「東京駅」に着いているので)

スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんは、1938年(昭和13年)4月21日、特急「燕(つばめ)」に乗り「東京駅」へ午後9時20分に到着したのが史実のようです。

ソースは佐藤利明さんの書籍「笠置シヅ子ブギウギ伝説」のP54に記載がありました。

 

当時は超特急とも呼ばれていた「燕」でも8時間、夜行だと半日ぐらいでしょうか・・・ものすごい長い列車旅になります。戦後も「新幹線」が開通するまで、劇的に所要時間が短くなることはありません。

1964年(昭和36年)、東京オリンピックに合わせて「東京」と「新大阪」の間で新幹線が開通、所要時間は4時間になります。

そして現在(2023時点)、新幹線「のぞみ」で最速で2時間22分となっています。

 

まとめ

NHK朝ドラ「ブギウギ」スズ子たちが上京した1938年(昭和13年)4月、特急「燕」に乗ったとすると、所要時間は「8時間」になります。

他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。

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